作家紹介

作家紹介

陶芸家　坂口篤志
北海道長沼町在住
札幌市「サッポロファクトリー」にて「陶楽」を営業中

略歴

1953年　東京都生まれ
1971年　岐阜県多治見市で作陶活動を始める
1975年　岐阜県揖斐川町で欅窯(けやき）を開窯
1980年　北海道上士幌町に移住して穴窯を研究
1989年　札幌市で陶楽窯を開窯
1993年　長沼町に穴窯を築窯

美濃の桃山陶と出会った事をきっかけに陶芸を始める。
桃山陶に魅せられ灰被りを表現したいということから、長沼町に穴窯を築窯して桃山陶の形態や焼き方を追求しつつも、
微妙な色の表現を通じて北海道の風土性を作品の中に取り込んでいます。

北海道の「から松」の間伐材を燃料に、自らの手で構築した穴窯（薪窯）で焼成した「から松焼」は、
使い込むごとに深く豊かな風合いを味わえる作品です。


耐火レンガを積み上げた自作の穴窯


独特な二重アーチの焚き口


焚き口付近は猛烈に熱い


山になっているのはカラマツの間伐材